ヘアブラシは必要?
ヘアブラシの種類は様々です。
単純に髪の絡まりをとるならどのブラシでもいいと思われがちですが、それぞれの特徴を知っておくとより髪をきれいに保てます。
ヘアブラシの種類
(1)クッションブラシ
クッション性のあるブラシで、普段使いやまとめ髪をするときに重宝します。
(2)パドルブラシ
ブラッシングできる面積が大きめなので、シャンプー前のブラッシングや手早く髪を整えたいときに便利。
(3)スケルトンブラシ
目が粗く、隙間があるのが特徴のスケルトンブラシは、パーマや絡まりやすい髪質におすすめ。手櫛をしたような自然な仕上がりになります。
ブローに使うならデンマンブラシやロールブラシもありますが、今回は普段使いできるヘアブラシを中心にご紹介します。
ヘアブラシはいつ使うの?
(1)朝起きたとき
寝起きで髪が乱れているならヘアブラシで絡まりを整えましょう。手櫛でも整えられますが、ヘアブラシを使うことでよりスピーディーに、艶のある仕上がりになります。
(2)シャンプー前
シャンプー前に軽くブラッシングしておくことで、絡まりはもちろん軽めの汚れが落とせます。抜け毛やフケ・ホコリなどをシャンプー前に落としておくと泡立ちもよくなりますよ。
(3)寝る前
寝る前にマッサージ感覚でブラッシングをするのもおすすめです。ブラシの先が丸いタイプなら、程よく刺激が加わるので寝る前のリラックスタイムに使ってみてはいかがでしょうか。
最近は濡れ髪にも使えるヘアブラシもあるので、専用のものであればドライ前に髪を整えるのもOKです。
ヘアブラシの選び方
ヘアブラシを選ぶときは、髪の毛量や質感によって選ぶと使いやすいですよ。ブラシの硬さやサイズに注目してみましょう。
【選び方1】ヘアブラシの硬さ
毛量が多い、髪質が硬いという人はピンが硬めのブラシを選びましょう。柔らかめのブラシだと髪の多さで内部まで梳かせない、絡まりが取りにくいなど使いにくさが目立ってしまいます。
逆に毛量が少ない、髪質が細い人は、ピンが柔らかいブラシがおすすめです。
【選び方2】ヘアブラシのサイズ
ヘアブラシのサイズも使い勝手に影響します。
ロング・髪が多い人は一気に梳かせる大きめサイズの方がストレスが少なく使いやすいでしょう。逆にショート・髪が少ない人はそこまで大きさにこだわる必要はありません。
【選び方3】ヘアブラシを使う目的
ヘアブラシを使うと髪の絡まりやホコリやフケなどの汚れが取れるだけではありません。
髪を根元から毛先に向けてブラッシングすることで、髪の表面を覆っているキューティクルを整えることができます。キューティクルが整うと、表面の凸凹がなくなるので光の反射で艶やかな印象になれます。
ただし、いくら艶を出したいからといって過度にブラッシングをするのはNG。髪に負担がかかるので、切れ毛の原因やキューティクルが剥がれてしまうかもしれません。
ブラッシングの回数は、朝・夜・シャンプー前の3回程度にとどめましょう。
それでは続いて、人気のヘアブラシ5選をご紹介していきます。
人気のヘアブラシ5選
おすすめのヘアブラシをピックアップしました。見た目はもちろん、使い勝手も確認して自分にぴったりなものを見つけましょう。
【1】メイソンピアソン「ハンディブリッスル ヘアブラシ」
美容業界でも大定番の「メイソンピアソン」のヘアブラシ。
「ハンディブリッスル」は 標準的なサイズのクッションブラシなので、初めての人におすすめです。100%猪毛なので程よいコシが心地よく、使うほどに馴染んできます。ブラシをきれいにするクリーナーもついているので、お手入れしながら長く使い続けられます。
【2】ジョンマスターオーガニック「コンボパドルブラシ」
丸みのあるフォルムと竹の質感が優しい雰囲気の「ジョンマスターオーガニック」のヘアブラシ。
猪毛とイオン毛の混合のクッションブラシです。イオン毛はトルマリンが配合されており、マイナスイオンを放ちます。太くて膨らみやすい髪をなめらかでまとまりある質感に導きます。優しくブラッシングしてキューティクルを整えましょう。
【3】アヴェダ「パドルブラシ」
ブラシの面積が大きめなので、一気に広範囲とくことができる「アヴェダ」の「パドルブラシ」。
ブラシ部分が頭部に程よい刺激を与えるので、ちょっとしたマッサージ感覚で使えます。ブロードライやスタイリングはもちろん、絡まった髪を整えるのにも使える長めブラシが魅力です。
濡れた髪にも使えますが、使用後はしっかり拭いてから保管しましょう。
【4】ウェットブラシ「フレックスドライ」
SNSでも話題の「フレックスドライ」。
スケルトンブラシなので通気性がよく、ブロー時間を短縮してくれます。
230℃耐熱の「HeatFlex」をブラシのピンに採用しているので、ドライヤーの熱を気にせず使用できて便利。適度な硬さで髪の絡まりをほぐします。
キャラクターデザインのものも人気です。
【5】タングルティーザー「ザ・ウェットディタングラー」
濡れ髪のブラッシングに特化した「タングルティーザー」のヘアブラシ。
「ザ・ウェットディタングラー」は持ち手のあるタイプなので、滑りにくくスムーズに髪を整えます。
一般的に濡れた髪はキューティクルが剥がれやすく繊細なので過度なブラッシングはNGなのですが、「タングルティーザー」のブラシは無理な力を加えずブラッシングできるので注目されています。ブラシの長さが2種類なのも髪の負担を減らすポイント。デリケートな濡れ髪を整えておくことで、ブローできれいな仕上がりに導きます。
ヘアブラシを活用しよう
ヘアブラシの特徴や使う目的を理解した上で自分に合うものを選びましょう。毎日のお手入れに取り入れて、すてきな髪を演出してくださいね。