完成間近の神殿、輝く銅板の屋根 熊本地震から再建中の木山神宮(益城町)

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足場の解体が進み、姿を現した木山神宮の神殿。銅板の屋根が夕日を浴びて輝いていた=25日午後4時15分ごろ、益城町(高見伸、小型無人機で撮影)

 熊本地震で被災し、再建工事が進む益城町の木山神宮の神殿が、5年7カ月ぶりに姿を現した。12月の完成に向けて足場の解体が進んでいて、25日には真新しい銅板の屋根が紅葉とともに夕日に照らされていた。

 2度の震度7で、神殿と拝殿が全壊。損傷が少なかった部材を再利用するために取り出す作業を経て、2019年12月から神殿の再建に着手していた。来月22日に竣工[しゅんこう]し、新年の参拝客を迎える予定だ。

 屋根全体で約2600枚使用した銅板は午後4時すぎになると夕日を受けて一段と輝いていた。禰宜[ねぎ]の矢田幸貴さん(40)は「次第に青銅色に変わっていくので、今しか見られない輝き。再建を支えてくださった方々の記憶に留めてもらえたらうれしい」と話した。(立石真一)

再建工事が進み、12月22日に竣工予定の木山神宮神殿