軍艦島の”歴史歪曲”が再び?新潟県「佐渡島の金山」のユネスコ世界文化遺産登録に韓国が警戒

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2021年11月25日、韓国・ソウル新聞は「日本植民地時代に朝鮮人が労働を強いられた場所である『佐渡島の金山』が世界文化遺産登録の候補として推薦される可能性が高い」とし、「歴史歪曲(わいきょく)に対する懸念が浮上している」と伝えた。

記事によると、日本の文化庁関係者は「ユネスコ世界文化遺産への登録を目指す日本の候補として新潟県の『佐渡島の金山』を推薦するべきかどうか、文化審議会が検討中だ」と明らかにした。今回、日本が推薦の候補として検討しているのは「佐渡島の金山」のみだという。

「佐渡島の金山」は2010年にユネスコ世界文化遺産の暫定リストに記載された。2015年から4度にわたり日本の推薦候補に挑戦したが、ライバルに押され落選した。

記事は、「佐渡島の金山」について「江戸時代には金鉱として有名だったが、太平洋戦争が本格化した後からは銅、鉄、亜鉛などの戦争物資を確保する鉱山として主に活用された。日本は労働力不足を補うため、少なくとも約2000人の朝鮮人労働者を『佐渡島の金山』に送ったとみられている」と説明。

その上で「日本が候補として推薦する場合、こうした歴史をそのまま記載するかは不透明な状況だ」とし、「日本政府は2015年に軍艦島など日本植民地時代の朝鮮人徴用現場を世界文化遺産として登録する際、強制労働の実態を知らせる措置を講じると約束したが、いまだに履行していない」と指摘。最後に「軍艦島と同じような歴史歪曲が行われないよう、外交当局の適切な対応が求められる」と強調している。

これを見た韓国のネットユーザーからは「韓国人の無賃金強制労働、殺害現場をまた世界遺産にしようというのか?」「日本にとって強制徴用はそんなに誇らしい歴史なの?」と批判的な声が上がっている。

また「軍艦島のときのように、日本のうそに騙されてはいけない」「ユネスコの基準は厳しいから強制徴用の歴史まで認めないと登録は難しいだろう。強制徴用によりつくられた場所であることを韓国がユネスコに大々的に知らせないと」「もし候補になったらまた日本製品不買運動を始めないと。政治家は信じられないから、国民が動くしかない」などと警戒する声も数多く寄せられている。(翻訳・編集/堂本)