が~まるちょば・HIRO―PONが苦笑い「いまだに2人だと思われている」

公演の意気込みを語ったHIRO―PON(東スポWeb)

パントマイムアーティスト「が~まるちょば」HIRO―PONが25日、大阪市内で舞台「PLEASE PLEASE MIME」(来年1月15日=クールジャパンパーク大阪TTホール)の取材会に登場した。

デュオとして活動していた2019年以来の大阪公演。ショートスケッチ5作品と50分の長編作品「指環」を披露する。

HIRO―PONは「テレビやストリートでやったパフォーマンスがSNSで世界中で確信して、『が~まるちょば=パフォーマンス』って代名詞になってますが、あれをパントマイムと呼べるかは疑わしい部分がある。僕の仕事は舞台でパントマイムをやって、お客さんに喜んでもらうこと。本当のが~まるちょばを見ていただきたい」とキッパリ。

東京五輪の開幕式で披露して話題を呼んだピクトグラムについても「あれは過去のこと。(今回の舞台とは)全然違う。あのピクトグラムは表情もないし、与えられた条件も作り方も違う。経験もあったし、5分のパフォーマンスに6か月くらいの準備期間もいただいたので、そんなに緊張もなかった。どちらかと言うと、こっちの大阪公演の方が2時間もあるし緊張する」と話し、「クリエーターとして作ったものを受け入れてもらえたのはすごくうれしいが、それ以上に本当のパントマイムを舞台で見ていただきたい」と舞台でのパントマイムに強いこだわりを見せた。

ケッチが脱退し、デュオからソロになって初の大阪公演については「2人になる前はもともと1人だった。通過点の一つ。寂しくはない」と言い切ったが、「いまだに2人だと思われている。1人というのを浸透できるようにしないと」と苦笑していた。

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