坂上忍、「コシヒカリ発言」で辞職勧告を受けた川勝知事に「ちょっと残念」

25日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、タレントの坂上忍が、川勝平太静岡県知事の「コシヒカリ発言」とその後の対応について「残念」と評した。

番組では、24日に川勝知事に対し、静岡県議会が辞任を求める請願を可決させた話題を扱った。

川勝知事は、10月の参議院静岡選挙区補欠選挙の応援演説の際、対立候補の自民党新人が市長を務めていた御殿場市について「コシヒカリしかない」などと自治体に対する侮辱ととられるような発言をして問題になっている。なお、川勝知事は辞職しない方針だ。

御殿場市を貶めるような発言の詳細が紹介された後、MCの坂上は「改めて聞くと、やっぱり酷いよねこれ? 酷いよ・・ちょっと」と発言。さらに「僕は結構、歯に衣着せぬタイプの方なんで、(知事を)応援してて」と、元々は知事には良い印象を持っていたとも明かしたが、今回の発言は擁護できないとのことで「今回の件に限っては、誤解でもないし、言葉の切り取りでもないし、もっと潔い人だと思ってただけに、ちょっと残念でしたね」と評した。

さらに坂上は「まあ、辞職勧告決議が流行りなのかどうなのか、やたら多いですけど最近」と木下富美子元都議や、マスク着用をめぐって騒動になっている大分県臼杵市の若林純一市議など、同様の勧告が多いと語ったが、今回は県政史上初の知事への辞職勧告だということで、坂上が「これは法的拘束力がないとはいえ、県知事相手だからね」と勧告ではあるがかなりの重大事だとした。

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