ヤクルト・サンタナの守備を嘆くOB・古田敦也氏「打ち取った当たりですからね…」

スライディングキャッチを試みたサンタナ(東スポWeb)

ヤクルトが日本シリーズ第5戦・オリックス戦(25日=東京ドーム)、同点で迎えた7回に一挙2点を奪われて勝ち越しを許した。

思わぬ誤算が続いた。この回からマウンドに上がった石山が一死二塁とピンチを招くと、太田にセンターへの適時三塁打を許し、勝ち越し点を献上。なんとか最少失点で切り抜けたところだったが、続く代打・モヤがフルカウントから放った右翼への緩い打球を、サンタナがスライディングしながら捕球体勢に入るも、成功せず…。

失策こそつかずに「H」のランプがともったものの、落下地点へのスタートが遅く、悔やまれる守備。フジテレビ系の中継で解説をしていた古田敦也氏(56)も「バッテリーからしたらこれは打ち取った当たりですからね…」と嘆いた。高津ヤクルトにとっては思わぬ誤算が続いてしまった。

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