ヤクルトOB・古田氏が山田哲人の復活の一撃を予言&的中! 快音の瞬間に「出た…!」

8回、3ランを放つ山田(東スポWeb)

名捕手の予言が的中した。野球評論家の古田敦也氏(56)が日本シリーズ第5戦・ヤクルト対オリックス戦(25日=東京ドーム)で、山田哲人内野手(29)が8回に放った値千金の同点3ランを予言し的中した。

山田は3点ビハインドの8回無死一、二塁のチャンスで打席を迎えると、ヒギンスの投じた5球目、チェンジアップを完ぺきな当たりで捉え、打球は左翼スタンド上段へ豪快に到達。打った山田のみならず、ベンチの高津監督もガッツポーズを挙げながら歓喜の咆哮をあげた。スタンドのヤクルトファンの中には涙を流しながらタオルを掲げる人の姿も見えるなど、東京ドームが熱狂の渦に包まれていた。

ドラマティックな復活劇は予言されていた。3打席目終了時点まででシリーズ17打数2安打と絶不調だった山田だが、フジテレビ系の中継で解説を務めていたヤクルトOB・古田氏は山田が打席に入る際に「対戦する方からしたら、打ってない(実績のある)選手の方が怖いはず。そろそろ…」と活躍を予言。その後にまさかの「予言的中」の快音が響くや否や、古田氏は「出た…!」と驚きの声をこぼしていた。

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