鹿児島で2年ぶり「手足口病」流行発生警報 県「手洗いをしっかり」

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 鹿児島県は25日、口の中や手、足などに水疱(すいほう)性の発疹ができる「手足口病」の流行発生警報を県内全域に発令した。2019年5月23日以来の発令。

 県健康増進課によると、手足口病は例年夏に流行し、5~7月にピークが訪れる。今年は8月から増加傾向にあり例年と異なる流行となっているが、原因は不明だという。同課は「ウイルスが長くとどまる便の扱いに注意し、特に手洗いをしっかりしてほしい」と呼び掛けている。

 県内54定点医療機関から寄せられた患者報告数(11月15日~21日)は、前週比111人増の338人。1医療機関当たりの報告数は6.26人で、警報レベル(1医療機関当たり5人)を上回った。

 定点当たり報告数では、鹿児島市保健所が13.23人で最多となり、大口12.00人、伊集院7.50人と続いた。ほかに警報レベルに達しているのは、出水、姶良、川薩、鹿屋。

 手足口病は急性ウイルス感染症で、主に会話やせきなどの飛沫(ひまつ)感染で幼児を中心に流行する。