Jリーグへの「最大ハードル」地域CL、決勝ラウンド1日目はこうなった

11月24日、JFLとの入れ替え戦に出場する権利を争う地域サッカーチャンピオンズリーグの決勝ラウンドが開幕。

東京都にある味の素フィールド西が丘に1次ラウンドを勝ち抜いた4チームが集まり、1回戦の2試合が行われた。

10時45分からキックオフされた第1試合は、四国リーグの王者であるFC徳島と、輪番という特別枠から下剋上で勝ち上がってきたFC ISE-SHIMAの対戦。

両者ともにこのグループでは一つ力が劣っていると言われるチームだけに、ここで勝利できるかどうかが運命を大きく左右する一戦。

チャンスを獲得したのはFC ISE-SHIMA。セットプレーから中田永一選手のゴールが決まり、このリードを守りきって1-0の勝利を収めた。

試合後の記者会見ではFC ISE-SHIMAの小倉隆史監督、中田永一選手、そして谷口力斗キャプテンに話を伺った。

そして第2試合は、1次ラウンドのグループB最終節で対戦したおこしやす京都AC(関西リーグ王者)とクリアソン新宿(関東リーグ王者)の試合。

どちらもレベルの高いリーグを勝ち抜いてきたこともあり、このグループ1位2位を争うことが有力視されている。

1次ラウンドではおこしやす京都ACが3-2と勝利を収めていたが、この試合では地元東京で戦ったクリアソン新宿が、85分のゴールで先制。そのまま1-0で勝利を収めている。

試合後にはクリアソン新宿の成山一郎監督、井筒陸也キャプテン、そして岩舘直選手がインタビューに答えた。

一方、敗れたおこしやす京都ACからは瀧原直彬監督、清水良平キャプテン、そして青戸翔選手が記者会見に。

いきなりの黒星と厳しい結果にはなったが、残り2試合を連勝すれば2位は確保できる。それに向けて気持ちを新たにしていたようだ。

なお、2日目の試合は11月26日に行われる。

  • 10:45~ FC徳島 vs おこしやす京都AC
  • 13:30~ FC ISE-SHIMA vs クリアソン新宿

【写真】広島撃破のおこしやす京都、“関西最強FW”を生んだ「悪夢の怪我と海外での挫折」

会場はどちらも味の素フィールド西が丘となる。観戦は可能であるが、事前の申請が必要になるため注意して欲しい。

© 株式会社ファッションニュース通信社