2022年のSBK暫定カレンダーが発表。オーストラリアが復活、MotoGPとの日程被りは4度

 FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は11月25日、2022年シーズンにおけるスーパーバイク世界選手権(SBK)の暫定カレンダーを発表した。

 2022年のSBK開催ラウンド数は例年通り全13戦。第1戦は4月に開催されるスペインのアラゴンで、来季もヨーロッパで開幕を迎えることとなる。そこからオランダのアッセン、ポルトガルのエストリル、イタリアのミサノ、イギリスのドニントンパーク、チェコのモストと7月末まで前半戦が行われる。

 後半戦は9月から開催され、フランスのマニクール、スペインのカタルーニャ、ポルトガルのポルティマオの第9戦までヨーロッパでレースが開催される。その後はヨーロッパ以外での開催となり、アルゼンチン、インドネシアと11戦は日程と開催地が決定しているが、オーストラリアは日程が未定。残りの1戦は日程と開催地ともに未定となる。

 また、2021年に開催されたスペインのナバラとヘレスはカレンダーから外れている。

 スーパースポーツ世界選手権(WSS)も全戦開催される予定だが、スーパースポーツ世界選手権300(WSS300)は第5戦イギリス、第10戦アルゼンチン、第11戦インドネシア、そしてオーストラリアGPと残る1戦は開催されない。

 2022年シーズン開幕前のオフィシャルテストは、スペインのモーターランド・アラゴンで3クラスともに4月4~5日に行われる予定だ。

 SBKとMotoGPの日程がバッティングする週末は4度あり、SBK第1戦アラゴンとMotoGP第4戦アメリカズGP(4月8~10日)、SBK第2戦オランダとMotoGP第5戦ポルトガルGP(4月22~24日)、SBK第8戦カタルーニャとMotoGP第17戦日本GP(9月23~25日)、SBK第10戦アルゼンチンとMotoGP第20戦マレーシアGP(10月21~23日)。8月7日の鈴鹿8時間耐久ロードレースはSBKとは被らないが、MotoGP第13戦イギリスGPが同日に行われる。

 2022年シーズンのSBK暫定カレンダーは以下の通り。

2022年SBK暫定カレンダー(2021年11月25日発表時点)

■2022年SBK暫定カレンダー(2021年11月25日発表時点)

Round 開催地 サーキット 日程

第1戦 スペイン(アラゴン) モーターランド・アラゴン 4月8~10日

第2戦 オランダ TT・サーキット・アッセン 4月22~24日

第3戦 ポルトガル(エストリル) エストリル・サーキット 5月20~22日

第4戦 イタリア ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ 6月10~12日

第5戦 イギリス ドニントン・パーク 7月15~17日

第6戦 チェコ オートドローム・モスト 7月29~31日

第7戦 フランス マニクール・サーキット 9月9~11日

第8戦 スペイン(カタルーニャ) カタロニア・サーキット 9月23~25日

第9戦 ポルトガル(ポルティマオ) アウトドローモ・インターナショナル・アルガルベ 10月7~9日

第10戦 アルゼンチン サーキット・サンファン・ビリクム 10月21~23日

第11戦 インドネシア マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキット 11月11~13日

– オーストラリア フィリップ・アイランド・サーキット TBA

– TBA TBA TBA

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