カニロゴ入りマスクケース、能生地域の児童生徒らに配布 能生商工会女性部

 糸魚川市の能生商工会女性部(中嶋千代子部長)は、能生特産品のカニをモチーフにしたロゴ入り「抗菌紙マスクケース」を作製し、同地域の小中学生や部員事業所へ配布した。

地域の子どもたちに能生商工会女性部が作成したカニロゴ入りの「抗菌紙マスクケース」を6小中学校へ届けた(能生小)

 同女性部は地域活性化の一つとして特産品開発事業に取り組んでおり、昨年はカニロゴ入りのエコバッグを作製。今年は新型コロナウイルス感染予防の一助にと、マスクと一緒に使うマスクケースを2000枚作った。

能生特産品のカニをモチーフにしたデザイン。新型コロナの終息を願ってメッセージも添えた

 ケースはカニのロゴと能生駅イルミネーションの写真入り。イルミネーションは駅の有効活用やにぎわい創出に女性部が昨年から取り組む事業で、今年も12月1日から点灯する。マスクケースを通じてPRを兼ねた。

 25日、中嶋部長と林見節子副部長、事務局が小中6校を回って児童生徒、教職員分を各校に届けた。配布内容はマスクケース3枚と不織布マスク1枚、「一時、マスクを清潔に置くために使ってくださいね」とつづったメッセージカードのセット。

 中嶋部長は「子どもたちにと部員みんなで袋詰め作業をした。マスクやマスクケースを懐かしく思える日が早く来るように」と新型コロナの終息を願って手渡した。

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