阪神・小野寺が650万円で契約を更改 来季は「レギュラーを獲りに行きたい」

阪神・小野寺(東スポWeb)

甲子園の〝トイレの神様〟にレギュラー獲り誓う! 今季途中で育成から支配登録を勝ちとり、34試合に出場した2年目・小野寺暖外野手(23)が230万増の650万円で契約を更改した。

今季はファームでウエスタンの首位打者を獲得しただけなく、優勝争いの終盤戦を中心に17試合に先発出場するなど、外野の定位置を狙えるところまで足跡を築いた。3年目となる来季は「一番はレギュラーを獲りに行きたいと思います」と外野の定位置獲りに挑戦する。

育成出身からのサクセスストーリーへまだまだどん欲に「上」を狙う。更改前には改めて決意を高める機会に恵まれた。

25日に選手・首脳陣総出で行った本拠地・甲子園球場の「大掃除」では、矢野燿大監督(52)から声をかけられ「『トイレには神様がいるんで、一緒に掃除するぞ』と誘っていただいた」と普段は関係者が用を足す便器清掃を担当。指揮官と遮二無二に磨きあげたという。

最後は指揮官と一緒に「来年は優勝できるように」と〝トイレの神様〟に願掛けも済ませた若手の成長株。「走攻守全てでアピールしたいんですけど、打たないとレギュラーにはなれないので。一番、アピールしていきたい」。来季は外野の定位置奪取し主力へとのし上がるつもりだ。

(金額は推定)

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