沖縄県内コロナ 25日の新規感染は2人(11月26日朝)

 沖縄県は25日、10代の男性2人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。市町村別では沖縄市と宜野湾市で各1人。8月に発生した家庭内と事業所のクラスター(感染者集団)2例も報告された。累計412例。那覇市内の事業所では20~50代の職員8人が陽性となった。米軍関係の新規感染者はゼロだった。【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況 
 県内の療養者数は25日正午時点で12人。そのうち中等症患者3人が入院している。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0.47人で全国12位。全国平均0.62人を下回る状況が続いている。

 県は、12月3日から毎週金・土曜を中心に「県モデルナワクチン接種センター」を那覇市の県立武道館に設置する。対象は12歳以上の県内在住者で、モデルナ製ワクチンの1回目を打ち2回目接種の必要がある人、または未接種でモデルナ製接種を希望する人。いずれも市町村からの接種券が必要となる。予約は26日開始。電話予約は午前10時から午後5時、コールセンター(電話)098(943)2993。ネット予約は同日午後1時頃から。 
【関連ニュース】
▼沖縄で集団免疫の可能性「無症状、感染者の16倍」 友知沖国大教授ら分析
▼沖縄のコロナ感染者が減少した要因は? 感染もっと多かった?
▼成田で陽性、そのまま那覇へ…米軍関係者、隔離されず
▼沖縄最大クラスター「感染者9割がワクチン2回接種」は不正確<#ファクトチェック>
▼「ブレークスルー」あってもワクチンは有効だ 医師が訴える理由
 
 

© 株式会社琉球新報社