葉山町は25日、町内の長者ケ崎、大浜海岸を調査し、約35個の軽石を確認した。
今月、町内のNPO法人から、大浜海岸などで軽石を発見したとの情報が寄せられ、町は22日にも海岸を調べて軽石を見つけており、調査を続けている。確認された軽石はいずれも少量で、小笠原諸島の海底火山噴火との因果関係は不明。山梨崇仁町長は「今後も調査を継続し、神奈川県などと連携して対応していく」と話した。
同噴火で生じた軽石が沖縄などに大量に漂着している問題を巡り、県内では大量漂着は確認されていない。県によると、24日までに鎌倉、藤沢、三浦市で少量を確認し、オイルフェンスの確保などの対応を進めている。