新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が12月から始まる中、県内の市町村が1、2回目と異なる製品を打つ「交差接種」への対応に頭を悩ませている。国は県に対して来年3月までにファイザー製約6割、モデルナ製約4割を配分する方針を示すが、市町村の担当者は2回目までと同じ製品に住民の希望が集中することや、取り扱う医療機関の負担が増えることを懸念する。ただ、追加接種により、感染拡大抑制などの効果が見込めることから、専門家は「混乱を防ぐため、行政は適切な情報を発信してほしい」と求めている。
交差接種に市町村苦悩 新型コロナワクチン
- Published
- 2021/11/26 09:33 (JST)
- Updated
- 2021/11/26 19:31 (JST)