校庭の壁に巨大ペイント 川棚・小串小でワークショップ

校庭の塀に巨大絵を完成させた児童=川棚町、小串小

 長崎県東彼川棚町小串郷の町立小串小(中村昌三校長、211人)で17日、ペイントワークショップがあり、5、6年生計79人が、校庭の壁に巨大絵を描いた。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響でイベントや行事が制限される中、子どもたちに楽しみや希望を持ってもらおうと学校が企画。塗料メーカー「日本ペイント」のスペシャルアンバサダーとして、全国各地でワークショップに取り組んでいるSHOGENさん(35)=京都府出身=をゲストティーチャーに招き、校庭内のコンクリート壁約30メートルをキャンバスにした。
 児童は6色の水性塗料を使い、クジャクやクジラなど好きな題材を思い思いに描いた。SHOGENさんは「6色だけとは思えないほど色鮮やかな作品になった。うまく描こうとしなくていい。自分らしく描くことを大事にしよう」と語り掛けた。

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