「長崎市 再訪したい」82% 観光コンベンション協会が追加発表

 長崎国際観光コンベンション協会は25日、旅行者千人を対象に実施した長崎市のブランド調査について、同市を訪れた524人のうち再び訪れる意向がある人は434人で、割合は82.8%とするデータを追加発表した。
 調査は6月、全国の旅行者千人に対し、インターネットで実施。調査結果の一部を協会ホームページなどで「マンスリーレポート」として公表した。当初は「再び行ってみたい」と答えた人の割合を43.4%と記載。この割合は訪れたことがない人も含めた千人中の数字だったことから、来訪経験がある524人のうち、再来訪の意向がある人の割合を新たに算出した。
 また、来訪経験がない476人の中で「関心がある」と答えた人は355人で、74.6%に上ることも追加した。同協会は「再来訪意向が8割あることは評価できる。来たことがなくても関心がある人が7割いることも分かり、新たなターゲットになるチャンスがある。長崎の魅力を届け、訪れたいと思ってもらえる戦略を打っていきたい」としている。

© 株式会社長崎新聞社