サウジアラビアGP、工事の遅れが懸念されるサーキットの動画と画像を公開「開催への準備はできている」

 F1第21戦サウジアラビアGPのプロモーターが、今週、新建設のジェッダ・ストリート・サーキットの現状を示す写真と動画を公開した。

 初のF1サウジアラビアGPが12月3~5日に開催されるが、ジェッダ・ストリート・サーキットの完成が間に合うのかどうか、懸念が持たれてきた。

 カタールGP直前、F1のスポーティングディレクターを務めるスティーブ・ニールセンは、ぎりぎりになるだろうがグランプリ前に完成するとの見解を示した。

ジェッダ・ストリート・サーキット(2021年11月)

「大きな進歩を果たしているが、まだやるべきことがたくさん残っている。つまり最後の最後まで作業が続けられることになるだろう」
「だが、彼らはやり遂げる。レースをする上で安全面で必要なすべての条件が整えられると、私は確信している」

 F1のCEOステファノ・ドメニカリは、「トラックは完成する。それが優先事項だ」と主張した。
「彼らが実現する高いレベルのショーを見ることができるだろう。彼らは(グランプリを)楽しみにし、膨大な作業に取り組んできた」

 サウジアラビアGPのプロモーターは、今週、SNSを通して「開催への準備はできている」とコメント。コースを紹介する動画と写真を公開した。

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