マンチェスターUの暫定監督にラングニック氏が就任へ C・ロナウドとの関係は

クリスチアーノ・ロナウド(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが暫定監督としてラルフ・ラングニック氏(63)を招聘すると、英「BBC」など各メディアが報じた。

オーレグンナー・スールシャール監督を解任したマンUは、現在コーチだったマイケル・キャリック氏がチームの指揮を取っているが、暫定監督としてラングニック氏に白羽の矢を立てることになった。クラブは来季に向けて正監督を選考する方針のため、あくまで今季限りで、来季から2年間はチームのコンサルタントに就任するという。

ドイツ人のラングニック氏は同1部ライプチヒやシャルケ、ホッフェンハイムなどの指揮官を歴任。今季はロシア1部の強豪ロコモティフ・モスクワでスポーツディレクターを務めていた。これまでビッグクラブを率いた経験こそないものの若手の積極起用や選手の特性を生かした戦術などでチームを強化する手腕は高い評価を受けている。

また「BBC」によると、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドへの対応について、ジャーナリストのラファエル・ホニグスタイン氏は「ラングニックはある意味でもっと冷酷になることができます。例えばC・ロナウドが彼にとって『ノー』だとしたら難しいでしょう。解決するのがそれほど簡単ではないことの一つである可能性があります」とし、スター選手との関係を懸念していたという。

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