西武の新外国人オグレディ 渡辺久信GMが語る獲得の狙い「一発の魅力もある」

西武入団が決まったブライアン・オグレイディ【写真:Getty Images】

攻撃力不足の外野陣“空白”埋める存在として期待

西武は26日、新外国人として元パドレスのブライアン・オグレディ外野手を獲得したと発表した。渡辺久信GMは「外野の一角を担い、チームの優勝に貢献してほしい」と補強の狙いを話している。

オグレディは右投げ左打ちの29歳。今季はパドレスで32試合に出場し打率.157、2本塁打。ただ3Aエルパソでは74試合で15本塁打しており、2019年にはレッズ傘下3Aルイビルで28本塁打。長打力も併せ持つと判断しての獲得だ。

渡辺GMは「タイプ的には中距離ヒッターですが、一発の魅力もあります。ライオンズでは外野の一角を担い、チームの優勝に貢献してほしいと思います」とコメント。外野の一角を掴んで欲しいとの強い希望を示した。

現レッズの秋山翔吾の退団以降、西武は外野陣の打力不足が顕著になっている。今季は愛斗の96試合を筆頭に金子と岸が93試合に出場、ベテラン栗山も51試合で守備に就いたが100試合以上出場した選手がいなかった。空白を埋めてくれる選手と期待しての獲得だ。

西武はこのオフ、外国人選手の総入れ替えを敢行した。22日にはディートリック・エンス投手の獲得を発表しており、最下位脱出からの編成は先手を打って進められている。(Full-Count編集部)

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