DeNA佐野が1.1億円で更改、入団5年で大台に ドラフト9位指名は「悪くなかった」

契約更改に臨んだDeNA・佐野恵太【写真:球団提供】

初の全試合出場で4000万円増に「凄く嬉しいが実感が湧かない」

DeNAの佐野恵太外野手が26日、横浜市内で契約更改交渉に臨み、4000万円増の1億1000万円で更改した。ドラフト9位で入団して5年で“大台”を突破した26歳は「全試合出場を評価していただいた。凄く嬉しいが実感が湧かない」などと語った。(金額は推定)

昨年レギュラーに定着して首位打者を手にした佐野は今季も中軸打者として活躍。全143試合に出場してリーグ6位の打率.303、同2位の165安打、17本塁打、72打点をマークした。それでも「全試合出場以外はどれも物足りない数字」と振り返る。

2016年ドラフト9位は、支配下選手ではセ・リーグで最下位指名だった。「そこからなんとか上へと思いながらやってきた。下克上という言葉が合っているか分からないが、今考えれば最下位指名も悪くなかったのかなと思う。これからも初心を忘れずに謙虚にやっていきたい」と語った。

チームの主将に就任して2年。今季は6年ぶり最下位に終わり、「ただただ悔しかったという思い。この悔しさは来シーズンに晴らしたい」と“下克上”を誓った。(Full-Count編集部)

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