アーセナルのアルテタ監督がベンゲル氏に復帰要請 アドバイザー就任求めるFC東京にも影響か

ベンゲル氏(ロイター)

イングランド・プレミアリーグで日本代表DF冨安健洋(23)が所属するアーセナルのミケル・アルテタ監督(39)が元指揮官アーセン・ベンゲル氏のクラブ復帰に動いていると、英紙「インディペンデント」が伝えている。

元J1名古屋の監督で2018年まで22年もアーセナルの監督を務めたベンゲル氏は現在、国際サッカー連盟(FIFA)のグローバル開発責任者として活動中。そんな中、同紙によるとアルテタ監督はベンゲル氏について、チームアドバイザーなど自身をサポートする役割として古巣アーセナルへの復帰を要請したという。

同紙によると、指揮官は「大きな助けになると思うからです。クラブにとって大きな助けになるでしょう。物事には時間がかかり、彼はそれらのタイミングを指示しなければならないと思います」とコメント。ベンゲル氏も「コミュニケーションがあった」とし「私は彼に会った。おしゃべりするのは信じられないほど楽しかった」と前向きな姿勢を示したという。

今季好調のアーセナルは現在リーグ5位。知将ベンゲル氏のアイデアを生かして優勝争いに加わっていきたいようだ。一方、J1FC東京が来季に向けて就任が確実なアルベルト・プッチ・オルトネダ監督とともに、ベンゲル氏にクラブアドバイザー就任を要請しているの情報も出ており、その関連も気になるところだ。

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