巨人のドラ1右腕・平内は150万円減 球団の注文は「来年しっかり頑張って」

今季は登板3試合で0勝1敗だった平内(東スポWeb)

巨人・平内龍太投手(23)が16日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、150万円減の1450万円でサインした。

昨秋のドラフト会議で亜大から1位指名を受け、ルーキーイヤーとなった今季は登板3試合で0勝1敗、防御率14・40の成績。平内は「悔しさが一番大きい。特に一軍では自分のピッチングができなかったなというのがあります」と話した。

即戦力として期待されての入団だっただけに、球団側からは「一軍で結果が出なかったところは来年しっかり頑張ってほしいと言われました」という。

自身の課題として挙げた「制球力」の向上は、投手陣の筆頭となった桑田投手チーフコーチも最重要テーマに掲げた点だ。平内は「自分の一番の課題はそこだと思うので、聞いて自分の力になるならどんどん聞いていきたい」と貪欲な姿勢もうかがわせた。

「今年は初登板はできたので、来年は初勝利をまず目標に頑張っていきたい」。いきなりの減俸となったが、悔しさをバネに来季から巻き返しを図る。(金額は推定)

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