天海祐希主演「緊急取調室」が新春スペシャルで早くも臨時再結成!

天海祐希が主演を務めるテレビ朝日系の人気ドラマシリーズ「緊急取調室」が、2022年1月3日に新春ドラマスペシャル「緊急取調室 特別招集 2022 8億円のお年玉」(午後9:00)として、特番で帰ってくることが分かった。

本作は、天海演じるたたき上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム・緊急事案対応取調班(通称・キントリ)のメンバーと共に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる刑事ドラマ。7月に放送された第4シーズンでは、鉄壁のチームワークを誇っていたキントリがまさかの解散という結末を迎え、最終回でメンバーそれぞれが新天地へと旅立つ姿を見た視聴者からは、次々と“キントリ・ロス”の声が巻き起こっていた。

そんなキントリのメンバーが早くも臨時再集結。新生・キントリが、第4シーズンラストで発生した8億円強奪事件の真相を丸裸にすべく、立ち向かっていく。

解散後、特殊犯捜査係へと異動していた真壁を演じる天海は、今回のスペシャルドラマについて「お正月からまた皆さんにお目にかかれることになりました。第4シーズンではキントリが解散し、あれほど終わりの雰囲気を漂わせていたのに、こんなに早く、しかもお正月からすみません(笑)」としつつも、「再び『緊急取調室』をお届けでき、うれしい限りです」と喜びの笑顔を見せる。

また、「新春スペシャルは通常の『キントリ』とはちょっと違い、“キントリ祭り”ともいうべき豪華版」と宣言。「新しく加わってくださるメンバーもいらっしゃいますし、奇麗どころの女優さんも出てくださいます。そして何と言っても、今回の敵はキントリ・メンバーに負けないくらい圧が強い! 素晴らしい方々が出演してくださり、本当にありがたいです。私自身から見える景色もずいぶん変わっているので、視聴者の皆さんにもまた新しい感覚を覚えていただけるのではないでしょうか」と“最強の敵”との戦いを見どころとして挙げた。

一方、「第4シーズンが終わった後も、僕自身は『緊急取調室』は絶対にまたあるだろうな」と言うのは、キントリ解散後は捜査一課の管理官となった梶山勝利を演じる田中哲司。田中もまた「今回は過去最強じゃないかと思うほど、論破するのが難しく、眼力と声の圧もすごい敵が、一時的に再結成したキントリの前に立ちはだかります」と強敵との戦いに触れつつ、「この難事件が解決すれば、キントリ・メンバーはまた解散し、それぞれの場所へ帰っていきます。みんなと一緒にずっと、がむしゃらに突っ走り続けた連ドラの時と違い、ちょっと物悲しさもある設定ですが、それもまた僕は好きです」と、ドラマスペシャルならではの魅力をアピールした。

そして、放送に先駆け、天海は「新しい『キントリ』に見えて、変わらない部分もたくさんあります。今回から見てくださる方も、シリーズを通してずっと見てきてくださった方も、楽しんでいただけるスペシャルになっていると思いますので、ぜひご覧ください」とメッセージを寄せた。

なお、運転免許試験場の免許課主任となった菱本進(でんでん)、警察学校の教官となり後進の育成に精を出している小石川春夫(小日向文世)はもちろん、警視庁捜査一課殺人捜査第一係の名コンビ「もつなべ」こと渡辺鉄次(速水もこみち)&監物大二郎(鈴木浩介)のタッグも復活。古巣のサイバー犯罪対策室に復帰した玉垣松夫(塚地武雅)も新生・キントリに参加し、捜査一課刑事・山上善春(工藤阿須加)や、シリーズ初のスペシャル(2015年)以降、第3シーズン(19年)までは刑事部長だった磐城和久(大倉孝二)も警視庁副総監として登場する。

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