国内女子ツアー今季最終戦「JLPGAツアー選手権リコーカップ」2日目(26日、宮崎・宮崎CC=パー72)、25位から出た賞金ランキングトップの稲見萌寧(22=都築電気)が72とスコアを伸ばせず、通算2オーバーの23位とわずかに順位を上げるにとどまった。
初日からショットに苦しんでいる中、この日も復調とはいかなかった。「今日もショットがうまくいかず、チャンスにつかなかったし、ロングではチャンスにつけながら、ラインを読み切れずに(バーディーを)取れないホールが続いたかなという感じでした」。もどかしさを抱えながら、なんとか耐えて最低限のスコアにまとめている状況だ。
それだけに賞金女王争いについては「調子がよくないので、そんなことよりも自分のショットを少しでも立て直してなるべくチャンスにつくようにしか考えてないので、それで一杯一杯です」と強調する。残る2日間に向けて限られた時間で修正は急務。上位進出で古江彩佳(富士通)の逆転賞金女王を阻止できるか。