草津温泉スキー場直通高速バス 全国初登場! 特急草津ルートとの乗り比べも楽しみ

草津温泉やスキー場への東京発アクセス特急として定着している特急 草津。

常磐線特急ひたちを担ったタキシードボディ651系の次の特急運用が、この特急 草津。

上野と長野原草津口の間を2時間半で結ぶこの特急 草津に、新たなライバル? いや新しい草津へのルートが誕生した。

それが、高速バス「Dts line八ッ場・草津温泉号」

高速バス「Dts line八ッ場・草津温泉号」は、八潮駅東バス停 八潮パークスクエア前をあさ900に出発し、道の駅八ッ場に1215着、草津温泉バスターミナルに1255着、草津温泉スキー場に1300に到着する。

返しは、草津温泉スキー場1430発、同じ経由地を経て、八潮駅東バス停に1845に到着するという1往復設定。

気になる運賃は大人片道2,000円~3,500円。

草津温泉スキー場直通高速バスとして全国で初めて登場した路線バスということで、特急 草津と乗り比べてみたい。

特急草津31号(土休日運転)は、上野900発、長野原草津口1124着。運賃+自由席特急料金は4,840円。草津温泉までは、長野原草津口駅からジェイアールバス関東などの路線バス(所要時間約40分)に乗ってむかうことになる。

長野原草津口~上州大津~草津温泉を結ぶジェイアールバス関東が運賃710円。合計5,550。指定席で行くと6000円超えに。

こうみると、特急草津のほぼ半額で行ける高速バス「Dts line八ッ場・草津温泉号」も、選択肢に入るかも。

ちなみに秋葉原~八潮は471円だから、都内~草津温泉スキー場は高速バス「Dts line八ッ場・草津温泉号」で2500~4000円程度で行ける。草津温泉への新しいルート、特急列車と比較する旅のおもしろさも、出てきた感じ。

―――運行する Dts creation は、17年前、当時大手高速バス会社の高速バスドライバーをしていた冨澤代表(当時25歳)と篠原専務(当時27歳)が「自分たちで全国から、地元である八ッ場・草津温泉地区に高速バスを走らせたい」という思いで創業。

同社は「17年夢見てきた、念願の高速バス事業者となることができました」と伝えている。

© 株式会社エキスプレス