部下への侮辱的な発言、パワハラで減給処分 喜連川社会復帰促進センターの男性職員

 部下への侮辱的な発言でパワーハラスメントをしたなどとして、喜連川社会復帰促進センターは26日、法務事務官矯正副長の男性職員(54)を減給100分の5(1カ月)の懲戒処分とした。

 センターによると、男性職員は宇都宮拘置支所で勤務していた4月16日~7月7日、部下の職員2人に「お前は新拝命以下か」「何やってんだ、お前、ばかなのか」などと発言し、パワハラをした。また、7月12日には同僚職員の説明に納得できず「お前、ふざけんなよ」などと繰り返し強い口調で言い、職場の秩序を乱したという。被害を受けた職員からの相談で発覚した。

 赤間(あかま)ひろみセンター長は「職員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾。今後、このような事案がないよう、職員の指導徹底を図る」とコメントした。

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