古江彩佳 “逆転賞金女王”へ首位キープ 前半苦しむ73「最後にいいショットができた」

古江彩佳(東スポWeb)

女子ゴルフの古江彩佳(21=富士通)が国内ツアー今季最終戦「JLPGAツアー選手権リコーカップ」2日目(26日、宮崎・宮崎CC=パー72)、73とスコアを落としたが、通算7アンダーで首位をキープした。

初日に64をマークして古江だが、この日は前半で苦しんだ。バーディーなしの3ボギーと崩れたが「ハーフが終わって、次の切り替えがきれいにできるのは10番からだと思うので、前半のことは忘れて後半をスタートしました」。後半は10番パー4でこの日初バーディーが来ると、15番で1つボギーがあったものの、計3つのバーディーで巻き返した。

中でも最終18番パー4では残り136ヤードの2打目を9Iで50センチにピタリ。「今日1日の中でベストショットと言えるぐらいによかったので、最後にいいショットができたかなと思います」と振り返った。初日から1つスコアを落としたものの、終わってみれば、首位をキープ。勝てば、初のメジャータイトル獲得となり、賞金ランクトップの稲見萌寧(都築電気)の順位次第で逆転での賞金女王にも手が届く。

大事な残り2日間に向けて「集中して今日うまくできなかった分、明日できればいいなと思います」。メジャータイトルへについては「プロとしてやっていく中でメジャー優勝というのはすごい大事ですし、強いと思ってもらえるのは、メジャーを勝つことだと思うので、そこを目指したい」と強調した。

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