巨人の“イケメン”ドラ5・岡田悠希が仮契約 好評価受けた「全力プレー」のきっかけとは

巨人の帽子をかぶり、笑顔の法大・岡田(東スポWeb)

巨人のドラフト5位・岡田悠希外野手(21=法大)が26日に、都内のホテルで契約交渉に臨み、契約金4500万円、年俸800万円で仮契約した。

やや緊張した表情で会見場に姿を現した岡田。「これからプロ野球選手になるなあという実感と、これからしっかり責任と自覚を持って行動していきたいと思う」と、プロへの一歩を正式に踏み出した現在の心境を明かした。

〝亀井二世〟としての期待が寄せられている。水野スカウト部長は「守備や肩も一軍のレベルにある。ただ、どれだけ確実に数字を残せるか、打撃次第だと思う。1日でも早く亀井のようなオールラウンドプレーヤーになってほしい」と太鼓判。岡田自身も「こつこつと、自分ができる全力、自分のできる限りのことを積み重ねていくことによって、最終的にはそういった偉大な選手になれるように頑張りたい」と強く決意した。

走攻守そろった選手として飛躍が期待されている選手ではあるが、野球に取り組む姿勢も高く評価された。担当の高田スカウトは「攻守交代の時の走って行く姿など、ポジションへ走って行く姿、ベンチに戻るため走って行く姿など、技術以外のところでの雰囲気とかも持ち合わせている。そこも含めて皆さんに見ていただけたらいいと感じている」と絶賛。

ただ、意外にもかつては「中学の時からダラダラなりがちというか、チンタラしていると言われた」と、現在の姿とは真逆のだったという。

何が変化のきっかけとなったのか。「野球ができることは当たり前じゃないと、いろんな人に言ってもらった。震災など、僕が大学に入るまでにいろいろあり、野球ができることは当たり前じゃないという言葉をたくさん言ってもらった」と、多くの指導者から野球ができるありがたさを叩き込まれたという。

野球ができる喜びを胸に、プロの世界でも全力プレーで猛アピールを続けていく覚悟だ。(金額は推定)

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