【RIZIN】初勝利狙うドラゲー奥田啓介 虚言連発「アイ・ドント・スピーク・ジャパニーズ」

この日も意味不明だった奥田啓介

格闘技イベント「RIZIN TRIGGER 1st」(28日、神戸ワールド記念ホール)でグラント・ボグダノフと対戦するドラゴンゲートの元ブレイブゲート王者・奥田啓介(30)が、虚言と妄言を並べ必勝を誓った。

この試合に向け、英会話の勉強を始めたと主張する奥田は26日、オンラインでインタビューに臨み「アイ・ドント・スピーク・ジャパニーズ。アイ・キャン・スピーク・イングリッシュ」とカタカナ英語を披露。これで覚えてきた文章が尽きたのか早々に「仕方ないな、日本語で語るか」と元に戻った。

今の気分を問われると「早く遊びたい。昨日もメッチャ遊んでたんですけど。派手にドカンとやりたい。サクッと勝って、ド派手に遊びたいです」と話し、高笑いだ。画面越しでもインタビュー会場の凍り付き具合が伝わってくる中、相手の印象を「モテなさそうだな。バツ2の俺が、楽しい遊びを教えたいよ」。フィニッシュを「1分23秒 ムーンサルトプレスで3カウント入るんじゃない? ケージの上から降ってきてワン、ツー、スリー」と話すなど、時間を浪費した。

最後までこの調子だった奥田は、ドラゴンゲートでのユニット「ハイエンド」の仲間から激励があったか問われると「Ben―Kから『終わったらご飯行こうね』ってくらいだな。YAMATOさんと(ドラゴン)キッドさんは何もない。カゲさん(Kagetora)は『頑張ってね』って言ってくれたけど」と少し寂しげ。話を切り替えるように「今回サクッと勝ってドラゴンゲートに帰って、奥田モテモテパーティの始まりだ」と怪気炎をあげた。

なお、総合格闘技戦に出陣する際は、必ず2006年9月23日の「高山善廣 vs ドン・フライ」を見て自らを鼓舞していると告白。その高山は頸椎完全損傷で治療中だが「一度タッグを組ませてもらったんですよ。些細なことでも自分にできることがあれば、何かやりたいです。あの試合を見た少年が今、RIZINのリングに立って戦ってるわけだから。夢を与えてもらった高山さんに、何かできれば」と熱弁を振るった。

最後に「勝ったら(マイクで)『今年俺と結婚できる奴いるか』っていうのを聞きたい」と、3度目の結婚に意欲を見せた奥田。今回も、どこまでが妄言でどこからが虚言なのか全く分からなかった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社