柏木由紀 復活ソロコンサートで「アイドルとして30代も突っ走っていきたい!」

ソロコンサートを「完走」した柏木由紀

AKB48の柏木由紀(30)が26日、パシフィコ横浜・国立大ホールでソロコンサート「柏木由紀 寝ても覚めてもゆきりんワールド~まだまだ夢中にさせちゃうぞ♡~」を開催した。

ソロデビュー曲「ショートケーキ」や、3月発売し「CAN YOU WALK WITH ME??」をはじめ、AKB楽曲など全25曲を披露。この日のコンサートは自身の歴史を振り返る内容でもあり、AKBで初めて選抜入り本来7月7、8日に予定していたが、難病の「脊髄空洞症」治療のため延期に。柏木は6月25日に7時間以上に及ぶ大手術を受け、7月15日に復帰。本日11月26日、同29日に開催されることになった。

アンコール後、柏木は「もともと7月に30歳の記念としてする予定だったんですけど、病気で手術することになったので、皆さんに待っていただくことになって」と謝った後に「今年は本当にいろいろあった。3月に8年ぶりくらいにソロシングルを出せて、AKBの単独コンサートをプロデュースしたり、30歳になって大きな病気をしたり。なんとか頑張って帰ってきたら『根も葉もMumor』で信じられないダンスで…でも、今日コンサートできて。今年はAKBやってるな、アイドルやってるなと感じられる1年だった」と振り返った。

グループ最年長となってもまだまだ存在感を発揮しているが、「30歳、30歳と自分で言ってますけど、今日やった感じ…まだ動けるな」とニヤリ。「アイドルというお仕事はファンの方がいないとできない。これからも皆さんが応援してて自信を持って胸を張って応援できるような存在になりたい。『柏木由紀を応援をしてる』っていろんな人に言いたくなるような存在にこれからなりたい。アイドルとして30代を突っ走っていきたい!」と力強く宣言した。

大病を経験したことで、ファンから温かい声を受け「自分が病気になって、皆さんから元気をもらったので、恩返しをしなきゃと思ったので、楽しく無理なく活動していきたい。30代の柏木由紀もよろしくお願いします!」と呼びかけた。

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