【新型コロナ】横浜市、ワクチン3回目接種の個別通知発送へ 高齢者は年明け以降

新型コロナウイルスワクチン

 新型コロナウイルス感染症対策を巡り、横浜市の山中竹春市長は26日の定例会見で、2回目のワクチン接種完了から8カ月以上たった18歳以上の市民を対象に、3回目接種の個別通知を順次発送すると発表した。今冬にも来ると予想される感染拡大の「第6波」対策の一環で、コロナ専門病院を来月開設するほか、自宅療養者への訪問診療の仕組みを創設するとした。

 個別通知の発送は医療従事者から始まり、一般の高齢者に届くのは年明け以降とみられる。接種券が届き次第、予約ができる。

 3回目接種は市内医療機関(約1900カ所予定)での個別接種を中心に実施。高齢者接種がピークを迎える来年3月以降は、市内9~13カ所に集団接種会場を設置する予定という。

 接種予約はこれまでと同様に市を通す方法と、直接医療機関で受け付ける方法があり、詳細は広報よこはまや市ウェブサイトなどで案内する。市ウェブサイトでは予約の空き情報を検索できるようにするほか、各区役所の相談員を増員して代行予約を実施する。

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