【RIZIN】格闘界の異色夫婦・久保優太&サラ夫人 まさかの「完全別居になりました」

夫婦でインタビューに応じた久保優太(右)とサラ夫人(東スポWeb)

格闘技の枠を超えて注目を集める異色夫婦、久保優太(34)&サラ夫人の単独インタビューに成功した。元K―1ウエルター級王者は格闘技イベント「RIZIN」9月26日さいたま大会で総合格闘技(MMA)に転向。リオ五輪レスリング銀メダルの太田忍に判定で敗れはしたものの、最後まで屈さずMMAへの適性を示した。その入場では、サラ夫人が歌&ダンスのド派手パフォーマンスを見せて話題になった。まさかのピュアな関係も発覚した2人から誰も目が離せない――。

――MMAデビューから2か月たった。近況は

久保 左ヒザを骨折してしまって、そこからリハビリをしていました。今は練習を再開して、リハビリと並行してやっている状況です。できるのであれば、今年もう1試合したいと思っているんですけど…。

――RIZINの大みそか大会に

久保 はい。

サラ 出るなら、私もレベルアップして歌いたいと思います。「大みそかを盛り上げるのは私かな」って思っているので。

――前回、試合同様に注目を集めたのは入場でのサラさんの歌でした。そもそも、歌うことになった経緯は…

久保 K―1の最後の防衛戦(昨年3月)の時もサラちゃんが歌ってくれたんですけど、今度はもっとクオリティーを上げるというか…。

サラ RIZINでは、もっと本格的に歌うことになりました。もともと歌をやっていたので、それで盛り上げようと。

久保 今まではずっと、試合を見に来てもらえなかったんです。でも、歌ってくれるということは会場に来てくれるということで、イコール、僕の試合を見てくれると言うことなので僕としてもうれしかったです。

――ちなみにサラさんの職業は何でしょうか

サラ 収入を得ているという意味ではユーチューバーです。私としては歌手のつもりです。

――歌手のサラさんから見て久保選手のMMAデビューはいかがでした

サラ 私の歌はバッチリだったんですけど、久保ちゃんも長い時間よく耐えてたなと思いました。ケガしちゃったんで、ちょっとかわいそうだなって。ただ、私的にはもっと動いてほしかった。一般目線としては、もうちょっと動きがあったほうが楽しい。あれはいわゆる〝塩〟だったんで。

――相手がレスラーで、いわゆる〝塩漬け〟にしてきたっていうのもありますけどね

久保 僕は盛り上げたかったけど、圧がすごくて動けなかったんだよ。

サラ でも、次は塩はやめて〝しょうゆ〟な戦いを見せてほしいです。

久保 次は頑張ります。しょうゆを見せます。

――変わらず仲がいいですが、今の夫婦生活は

久保 (2018年2月に)結婚してからずっと、変わらずだよね。

サラ そうだけど「RIZIN.30」から完全別居になりました。やっぱりお互い厳しい環境にいるべきだし。私は、歌を頑張りたいし、久保ちゃんには格闘技を死ぬ気で頑張ってほしいってことで。一緒にいる時間が増えるとそこで甘えちゃうから、お互い完全に別で生活しようってことに私が決めて。

久保 会ったりはするじゃん。週に2回カフェしたり、ディナーしたり。

サラ でも、夜まで寝るっていうことはないんです。ちゃんと帰ります。

――じゃあお二人は今〝ピュア〟な状態なんですか

久保 はい。

サラ 今も何も、元からだよね?

久保 ずっとそうだよね。

――久保選手的にはそこに踏み込みたい気持ちはあるのか

久保 常に思っています。なので、こうして格闘技で魅せてホレさせるしかないなっていうのがモチベーションで。「頑張っている人が好き」って言うんですよ。僕を見てると、自分も努力できるって言ってくれて。

サラ お互い伸び合える関係でいいと思います。ピュアですけど、一番いい関係です。

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