桐生の養豚場でCSF 群馬県内5例目 2400頭の殺処分開始

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 群馬県は26日、桐生市内の養豚場で飼育されている子豚9頭がCSF(豚熱)に感染したと明らかにした。同日深夜から、この養豚場の約2400頭の殺処分を開始した。県内の養豚場でのCSF感染の確認は、10月の前橋市に続いて5例目。山本一太知事は同日夕の臨時会見で「短期間で発生が相次いで確認されており、相当深刻。対策の抜本的な見直しが必要」と語った。

 県によると、この養豚場では今月中旬から、離乳豚舎の一部で子豚約40頭が死んでいた。25日午後3時ごろ、担当する獣医師が「前の週から子豚が相次いで死んでいる」と県に通報。県の家畜衛生研究所で検査した結果、子豚9頭に陽性反応が出た。その後、国の研究機関による精密検査で感染が確認された。

 死んだり、感染が判明したりした子豚はいずれもワクチンを20日に接種済みで、生後30~40日齢だった。この養豚場では獣医師の指導に基づき、生後35日齢を目安にワクチンを接種していたという。