大橋了介とヘレナ夫妻の展覧会=モエマ区で12月30日まで

大橋了介自画像

大橋了介自画像

 ハシモト・コルダロ・マダレーナさんと岡野道子さんがキュレーターを務める「ヘレナ&大橋了介・ブラジルと日本とパリの間で…(Helena e Riokai: entre Brasil e Japao, Paris)」が12月30日までサンパウロ市モエマ区のArte132(所在地:Avenida Juriti, 132 – Moema)で開催中だ。
 この展覧会では、日本の画家である大橋氏とその妻であるヘレナ・ペレイラ・ダ・シルバ・大橋(Helena Pereira da Silva Ohashi)の油絵画が展覧されている。
 大橋氏は1927年に佐伯祐三を慕って渡欧し、その後パリや日本でも活躍した画家。妻のヘレナはブラジル人だが、二人はパリで出会い数年後に結婚した。その後日本に住みヘレナ氏は洋服デザイナーとしても活躍していた。
 同展覧会では、同氏らが描いたパリの風景や日本の風景、両者の自画像などが展覧されている。
 展覧会開催期間は12月30日まで、月曜から金曜までは14時から19時まで。土曜は11時から17時まで開いている。日曜日は休み。詳細はサイト(https://dasartes.com.br/agenda/helena-e-riokai-entre-brasil-e-japao-paris-galeria-arte132/)を参照。質問や電話(11・5054・0357)まで。

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