長崎空港 早朝深夜帯の管制リモート化 来年3月運用開始へ

 長崎県の中村法道知事は26日、定例県議会本会議の所信表明で、長崎空港の早朝深夜帯の航空管制業務を遠隔でする「リモート化」について、来年3月に運用が開始される見通しになったと明らかにした。
 県交通政策課によると、現在の運用時間は午前7時~午後10時の1日15時間。県などは国際チャーター便や定期便の拡充へ、国に長崎空港の24時間化を要望している。知事は「リモート化で運用時間延長の可能性が大きく高まる」と期待感を示した。
 知事はまた、オリエンタルエアブリッジ(ORC)が2022年度から23年度にかけATR社の48人乗りの新機体を計2機導入し、23年度後半からの運航を目指すことも明かした。

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