飯盛神社の「白なまず」おみくじ コロナ禍に活躍

おみくじを口にした白なまず

 これはクジラ? 実は白なまずです。長崎県佐世保市相浦町の飯盛神社におみくじを口にした白なまずが登場。参拝客からの注目がじわじわと高まっている。
 木で作られた約6センチの白なまず。禰宜(ねぎ)の松瀬弘喜さん(37)によると大昔、神様が相浦川にいた白なまずを助け、それを聞いて同神社を参拝した人の病が治ったという言い伝えがあるという。新型コロナウイルス禍で、おみくじを箱から取り出すことにためらう人々へ配慮し、白なまずに活躍してもらうことになった。
 県内でも新型コロナの感染者数は減少しており「これも白なまずのおかげでは」と松瀬さん。コロナの収束だけでなく白なまずの認知度アップにも期待する。

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