マルテのほかエスコバーと2年22.7億円、カナと2年30億円で合意
メッツがアスレチックスからFAとなっていたスターリング・マルテ外野手と4年総額7800万ドル（約88億5000万円）で合意したと「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者が伝えた。メッツはこの日、エドゥアルド・エスコバー内野手と2年2000万ドル（約22億7000万円）、マーク・カナ外野手と2年2650万ドル（約30億円、2024年はオプション）で合意しており、“ブラックフライデー”だけで1億2450万ドル（約141億円）を費やした事になる。
マルテは今季マーリンズで64試合に出場し打率.305、7本塁打25打点22盗塁をマークすると、シーズン途中にアスレチックスへトレードで移籍。新天地でも56試合に出場して打率.316、5本塁打30打点25盗塁を記録した。メジャー屈指のスピードを誇る外野手として知られ、今オフにFAとなっていた。身体検査をパスしたのちに正式にサインする見込みという。
エスコバーは今季ダイヤモンドバックスとトレード移籍したブルワーズで計146試合に出場し、打率.253、28本塁打90打点を記録した三塁手。カナはアスレチックスで141試合に出場して 打率.231、17本塁打61打点をマークした外野手。2人も身体検査を残している。元エンゼルスGMのビリー・エプラー氏が新GMに就任したメッツ。“ブラックフライデー”の1日だけで大物FA選手3人を一気に獲得する大補強を敢行した。（Full-Count編集部）
