11月24日から開幕した地域サッカーチャンピオンズリーグの決勝ラウンド。
JFLに昇格するためにはこの大会で2位以内に入らなければならず、さらにこのあと入れ替え戦も勝ち抜かなくてはならないという過酷な大会だ。
26日にはその2日目の2試合が行われた。10時45分からキックオフとなったのが、ともに1試合目に敗れたFC徳島とおこしやす京都ACの対戦。
終盤まで両者ゴールを決められない展開だったが、後半にFC徳島に退場者が出てしまったことから試合が動き出した。
そしておこしやす京都ACが清川流石選手、青戸翔選手のゴールでリードを奪い、2-0と勝利。最終日に可能性を残した。
対するFC徳島。この試合終了後はまだわずかに可能性を残していたが、2試合目の結果を受けて敗退が決定した。
阿部監督、そして須ノ又選手もともに、苦々しい表情で試合を振り返っていた。やはり、退場者が出たことの影響はとても大きなものだったよう。
そして、13時30分から行われた第2試合はFC ISE-SHIMA対クリアソン新宿。両者ともに勝点3を持ってこの戦いに臨んだ。
2連勝すれば決勝ラウンド突破が決まるという状況の中、両者の戦いは激しいものに。
地元で戦うクリアソン新宿が有利だと目されていたが、小倉隆史監督率いるFC ISE-SHIMAが組織的なディフェンスで健闘を見せ、一進一退の展開となった。
最終的にはどちらもチャンスがありながらゴールには至らず、0-0のスコアレスドローとなっている。
試合後、地元で戦ったクリアソン新宿からは成山一郎監督、井筒陸也キャプテン、そしてストライカーの大谷真史選手が記者会見に。
そして、一方のFC ISE-SHIMAからは小倉隆史監督、中濱颯斗選手、そして試合終盤に決定的なビッグセーブを見せたGKの増田将選手が記者会見に。
強豪と目された新宿を相手に健闘したことで一定の手応えを感じながらも、できれば勝利が欲しかった…という結果だったようだ。
そして、地域サッカーチャンピオンズリーグの決勝ラウンドはついに28日にクライマックスを迎える。その日程は以下の通りだ。
- 10時45分～ FC徳島 対 クリアソン新宿
- 13時30分～ FC ISE-SHIMA 対 おこしやす京都AC
勝点4のクリアソン新宿とFC ISE-SHIMAは引き分け以上で2位以内が確定。勝点3のおこしやす京都ACは、「FC徳島がクリアソン新宿に勝つ」という条件が達成された場合のみ引き分け以上で2位以内に入れるため、試合開始前の状況が気になるところだ。
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どちらも会場は味の素フィールド西が丘。観戦は可能であるが、新型コロナウイルス対策のために事前の申請が必要になるため注意して欲しい。
