子役時代に大活躍した伊藤淳史のその後の活躍ぶり

お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武、俳優の伊藤淳史が24日、都内で行われたクラウド人事労務ソフトを開発するSmartHR主催の「WORK DESIGN AWARD 2021」授賞式に登場し、各メディアでも報じられた。

同社のCMに出演している木梨と伊藤は、プレゼンターとして登場。2人は、伊藤が5歳の時にバラエティー番組内の人気コーナー「仮面ノリダー」で共演して以来、約30年の親交がある。

木梨は伊藤について「(番組内で)アドリブでこづかれたり、投げられたり、蹴ったりされても泣かないで“戦いに行く”5歳だった」と当時の仕事ぶりを絶賛。

しかし、伊藤は「ほとんど覚えていない。褒めていただいたのに申し訳なくて悔しい」と苦笑。

今では一緒にゴルフに行くこともあるそうで、木梨は「この人、ゴルフうまいんですよ。3勝3敗1引き分け」、伊藤は「年内に決着を」と気合十分だったという。

「成長しても『チビノリダー』のイメージで見られることや、また好青年役が多いためから、芝居が一本調子になってしまうことを悩んでいた時期があった。ただ、そのたびに『チームバチスタ』シリーズで共演した仲村トオルに励まされ続け乗り越えた」(芸能記者)

1997年、映画「鉄塔 武蔵野線」で映画初主演を果たし、2000年公開の映画「独立少年合唱団」では、「ベルリン国際映画祭」のアルフレート・バウアー賞を受賞。

2001年、NHKで放送されたテレビドラマ「僕はあした十八になる」で「第28回放送文化基金」の金賞および男優演技賞をはじめ多数の演技賞を受賞した。

05年には、原作本が空前のヒットを記録した「電車男」の主人公役をフジテレビ系のドラマで演じ大きな話題を呼んだ。

連続ドラマ単独初主演は08年の「チーム・バチスタの栄光」(フジ)。以後、田口・白鳥(チームバチスタ)シリーズのテレビドラマでは必ず主演(田口役)を担当。

15年公開の「映画 ビリギャル」での演技により、「第39回日本アカデミー賞」の優秀助演男優賞を受賞した。

成長したからこそ、木梨との親交が続いているようだ。

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