男子ゴルフ「カシオワールドオープン」3日目(高知・Kochi黒潮CC=パー72)、堀川未来夢(28=Wave Energy)が2バーディー、3ボギーと我慢のゴルフを強いられながらも、通算14アンダーで首位の座を死守した。
完全優勝が現実味を帯びてきた。2日目終了後に「比較的ショットもすごく調子が良かった」と話していた堀川は、風向きが頻繁に変わる状況でも、粘り強いゴルフを展開。最終18番パー5はボギーとなったが、2位とは3打差を維持。ツアー2勝目の可能性を残した。
3打差の通算11アンダーで2位につける2018年、19年賞金王の今平周吾(ダイヤ)は「後半から風が吹いてきたが、上手く対応できた。何か変えたわけではないが、ショットもパットも全体的に良くなってきた」と納得の表情。
同じく2位で賞金ランキング3位の金谷拓実(Yogibo)も「明日もビッグスコアを出して、優勝を目指していきたい」と手応えを口にしたが、堀川が優勝の座を譲るつもりはさらさらない。