上海税関、押収したべっ甲やサンゴなどを展示のため引き渡し

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上海税関、押収したべっ甲やサンゴなどを展示のため引き渡し

上海中国航海博物館に展示されている絶滅危惧種の水生動植物とその製品。(資料写真、上海=新華社配信)

 【新華社上海11月27日】中国上海税関は25日、没収したべっ甲やサンゴ、クジラの歯などの絶滅危惧種の水生動植物とその製品123点を、上海市農業農村委員会に引き渡したと発表した。

上海税関、押収したべっ甲やサンゴなどを展示のため引き渡し

上海税関で押収された絶滅危惧種の水生動植物とその製品の一部。(11月9日撮影、上海=新華社配信)

 上海税関と上海市農業農村委員会、上海中国航海博物館がこのほど締結した「税関関連事件に関わる絶滅危惧種の水生動植物およびその製品の引き渡しに関する協力覚書」に基づき、上海市農業農村委員会は絶滅危惧種の水生動植物およびその製品123点を、保管と展示のため上海中国航海博物館に引き渡した。

 同税関は、押収した水生絶滅危惧種の動植物とその製品を同博物館に展示することは、生物多様性の維持に関する社会全体の共通認識を結集し、税関の密輸取り締まり業務の社会的影響力と人々の参加意識を高めるのに役立つとしている。

 同税関は、絶滅危惧種を密輸する違法行為に対する取り締まりの強化を続けており、2019年以降、象牙やトラの歯、ワニの皮など、絶滅危惧種の野生動植物とその製品の密輸計417件を摘発している。(記者/呉宇)