神戸の夜空に10回舞った! 日本一のヤクルト高津監督 感謝歓喜の胴上げも「寒かったですね」

高々と10回舞ったヤクルト・高津監督(東スポWeb)

オリックスとの日本シリーズ第6戦(27日、ほっともっと神戸)を延長12回、2―1で制しヤクルトが20年ぶり日本一に輝いた。

神戸の夜空に10回舞った高津臣吾監督(53)は「寒かったですね」と笑うと、「でもみんな熱く燃えてグラウンドに立ってくれた結果が、今日のこの結果だと思います」とナインに感謝した。

胴上げ前には青木、村上ら主力が涙を流した。「本当に苦しいシーズンを過ごしてきました。昨年、一昨年と最下位に沈んで非常にこう難しいシーズンだったので、喜びも何倍も大きいと思います。すごくうれしいです」と指揮官は振り返った。

決勝打の川端に「シーズンからずっと彼の一振りに頼りっぱなし」と最敬礼すると、オリックスについて「非常に強かったです。簡単には点を取らせてくれませんし、なかなか抑えるのも難しかった非常にいいチームだと思いました」と称えた。

背番号22は「本当に応援してくれたファンのみなさん、そして選手諸君、球団スタッフのみなさんに心から感謝、感謝、感謝です」とお礼。最後は「我々は絶対崩れません。『絶対大丈夫』です。1年間、応援ありがとうございました」と、今やチームの〝合言葉〟となったフレーズを決め優勝監督インタビューを締めた。

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