【DeNA】ドラ6梶原と仮契約「身をもってプロ実感」 5キロ増量で開幕1軍狙う

仮契約を終え、笑顔を見せる梶原(右)と欠端担当スカウト=横浜市内のホテル

 横浜DeNAは27日、ドラフト6位で指名した神奈川大の梶原昂希外野手(22)と横浜市西区のホテルで入団交渉し、契約金2500万円、年俸690万円で合意した。梶原は「自分には十分すぎる金額。いよいよ来年からプロとしてプレーすることを身をもって実感した」と笑顔を見せた。

 24日まで明治神宮野球大会に出場し、全国4強で大学生活を終えた。大会を通じて12打数2安打の梶原は「ラストシーズンが一番楽しかったが、調子が悪い中でどう結果を残していくか。課題も見えたのでいち早く克服したい」と前を向いた。

 大分雄城台高から神大に進学し、支えてくれた両親への感謝は尽きない。「ずっと野球をしてきて迷惑を掛けているので家族旅行をプレゼントしたい」。4年間過ごした神奈川の有名温泉地・箱根に3歳下の妹を含めて招待するつもりだ。

 来年1月の新人合同自主トレーニングまで83キロの体重を5キロ増量したいという。大学最寄りの白楽駅に近い、行きつけのラーメン店には週1回のペースで足を運んでおり、「いろいろと食べながら、トレーニングもしながらいい意味で太りたい」。目標とする開幕1軍へ準備を進めていく。(金額は推定)

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