自民横浜市連、新会長に島村氏 役員人事は「白紙の状態」

自民党横浜市連の新会長に選出された島村大氏=27日、横浜市中区のロイヤルホールヨコハマ

 自民党横浜市連は27日、議員総会を開き、新会長に島村大氏(参院神奈川選挙区)を選出した。4年2カ月務めた坂井学氏(衆院神奈川5区)の後任として、全会一致で選ばれた。

 島村氏は就任あいさつで「来年の参院選、再来年の統一地方選で公認候補を全員通す」と目標を掲げた。その上で「難しい事案の解決を全員野球でやっていきたい。会長として市民目線を忘れずに議論をまとめたい」と抱負を述べた。

 総会後、記者団の取材に対し、自民の支持候補が分裂し市連が自主投票とした8月の市長選について「議員の考えを尊重して苦渋の選択だったと思う。あの時点では最良の決断だった」と語った。役員人事については「白紙の状態。早急に決めたい」と述べるにとどめた。

 島村氏は13代会長で、参院議員の就任は初めて。任期は2年。現在、厚生労働政務官を務めている。

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