日本シリーズでもシーズン同様の活躍を見せた。ヤクルトの〝代打の切り札〟川端慎吾内野手(34)が、オリックスとの日本シリーズ第6戦(27日、ほっともっと神戸)で「日本一」を決める殊勲打を放った。
出番が回ってきたのは、1―1の延長12回二死一塁。相手投手のパスボールで二死二塁のチャンスとなり、相手6番手・吉田凌の130キロのスライダーを左前に落として勝ち越し。そして2―1のまま逃げ切り、試合が終了した。
日本一が決まると「泣くつもりはなかった」という川端だったが「涙が止まらなかったです」とこらえていたものがあふれだした。「一番いい場面で回ってきて最高の結果を出すことができたので、ほんとに良かったですね」と話した。