【生け花歴10年以上の筆者が伝授】ドライフラワーの作り方&飾り方!キャンプでも簡単に飾れる

おしゃれキャンプのインテリアのひとつとして、ドライフラワーはいかがでしょうか?ナチュラルなドライフラワーは、キャンプサイトやピクニックシーンになじみやすく、ちょこっと飾るだけでも今までと違った雰囲気になること間違いなし。キャンプサイトをアンティーク調にコーディネートしましょう!生け花歴10年でお花が大好きな筆者が、作り方や飾り方もたっぷりご紹介します!

ドライフラワーの魅力とキャンプやアウトドアにおすすめする理由

生のお花とは違ったドライフラワーの魅力と、ぜひキャンプサイトで飾ってほしいとおすすめする理由がこちら。

【魅力1】長持ちする

筆者撮影

ドライフラワーは、草花を自然乾燥させた状態なので、とても長持ちします。

生のお花だと数日~数週間で枯れてしまうことが多いのですが、ドライフラワーは3か月~半年くらい飾り続けることができます!

【魅力2】持ち運びが気楽

筆者撮影

キャンプでお花を飾ろうと思っても、生のお花を花瓶に入れて持っていくのはとても大変ですよね。

道中に花瓶の水をこぼしたり、万が一枯れてしまったり、と気にすることがたくさんあります。

でもドライフラワーなら、事前に自宅で作っておくことでキャンプ当日はお水なしで持っていくことができます!

普段はドライフラワーを自宅で飾って、キャンプのときは持っていて、帰宅したらまた自宅に飾る、なんてことも難しくありません。

気軽でおしゃれなインテリアのひとつとして、ドライフラワーはとてもおすすめです。

【魅力3】お手入れが簡単

筆者撮影

ドライフラワーが完成したら、基本的にお手入れは必要ありません。

インテリアグッズと同じように、ホコリがついたら軽く掃う程度で十分。

メイクブラシのようなやわらかいもので掃うのがおすすめです!

ドライフラワーに向いているお花:バラ・かすみ草・ユーカリなど

筆者撮影

全てのお花がドライフラワーにできるのではなく、それぞれ向き不向きがあります。
基本的には水分量が少ないお花が最適です。

【ドライフラワーに向いているお花】

  • バラ
  • 千日紅
  • ユーカリ
  • かすみ草
  • 紫陽花
  • スターチス
  • ミモザ

<キャンプ場で拾えるものなら>

  • ススキ
  • 猫じゃらし
  • 藤のつる

などなど。

筆者撮影:ススキのドライフラワー

お花屋さんで購入する場合は「ドライフラワーを手作りしたいのですがおすすめのお花はありますか?」と尋ねても大丈夫です!

ドライフラワーはインターネットでも購入できます。

自宅で簡単!ドライフラワーの作り方

ドライフラワーを手作りする方法はいくつかありますが、今回は一番手軽な「つるす方法」をご紹介します!

筆者撮影

用意するものは

  • ドライフラワーにするお花(今回はかすみ草)
  • 輪ゴム

たったこれだけです!

ドライフラワーにするタイミングとして、初心者さんは、ある程度咲いているお花を買い、新鮮な状態ですぐドライフラワーにするのがベストです。

【1】余分な葉を落とす

筆者撮影

できるだけ風が通りやすいように、余分な葉や傷んでいる葉を落としておきましょう。

【2】お花をまとめる

筆者撮影

花を数本まとめて輪ゴムでとめます。しっかりめにとめるのがポイント。

筆者撮影

さらに紐でまとめて、ひっかけられるように輪っかも作っておきます。

【3】吊るす

風通しが良く、直射日光の当たらない場所で1週間ほど吊るします。

この方法のメリットは、

  • 必要なものが少ない
  • ドライフラワーになる過程も楽しめる

といった点です。

今回はかすみ草をまとめて吊るしましたが、1本ずつ間隔をあけて吊るすとより早く乾燥します。

ドライフラワーの飾り方を紹介!キャンプでもお手軽にできる

完成したドライフラワーを実際にキャンプやピクニックで飾ってみましょう!

【飾り方1】スワッグにする

スワッグとは「壁飾り」のこと。

お花を麻紐やリボンで束ね、吊るすだけの簡単な飾り方ですが、ポイントがあります。

【スワッグのポイント1】下(壁に当たる面)が平になるようにする

筆者撮影

1本ずつ手の中で組んでいってます。
壁に当たる面、この写真でいうと机に当たっている面は、できるだけ平になるように意識します。

【スワッグのポイント2】ひとつひとつのお花がよく見えるようにする

筆者撮影

紫のお花がよく見えるように、組んでいます。

筆者撮影

ボリュームを出すためにラッピングしてみました!

スワッグはテントに吊るしたり、椅子や棚にかけたり、そのままテーブルに置いてもおしゃれですね♪

スワッグをもう少し凝って作ってみたいという方は下記の本がおすすめです。

【飾り方2】小物(バスケットや空き瓶など)を使う

他にも、花瓶以外の小物を使うこともできます。

特にドライフラワーの量が少ない時や長さが短い時に、テーブルフラワーとして飾ってみましょう!

筆者撮影

バスケットにドライフラワーを入れてみました。
ピクニックにぴったりですね♪

筆者撮影

こちらは金平糖が入っていた瓶です。
お水を入れずにそのままドライフラワーをさしています。

筆者撮影

百均で売っていた小さなバケツも使えます!

ドライフラワーはお水を使わないので、アイデア次第でいろんな飾り方を楽しめます。

下記の本もおすすめです。

キャンプサイトにナチュラルなドライフラワーを飾ろう!

筆者撮影

ドライフラワーづくりに慣れてきたら、「キャンプ場で拾ってきた花材を使ってスワッグを作り、自宅に帰ってからも飾り続ける」なんてこともできちゃいます♪

キャンプサイトを彩るインテリアを手作りできると、より特別な空間になりますよね。

ぜひドライフラワーを手作りして、おしゃれキャンプを楽しみましょう!

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