朝ドラ出演でイケメン認知度が大幅アップのSixTONES・松村北斗

「稔さんロス」で大ブレークとなるか。NHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演しているSixTONESの松村北斗が、第20話で帰らぬ人となり「稔さんロス」がネット上に蔓延。松村の大ブレークのきっかけになりそうだ。

昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘の3世代を描く物語で、松村は上白石萌音演じる初代ヒロイン・橘安子の運命を動かす名家の跡取り息子・雉真稔を演じる。

物語では安子と稔は結婚。さらに稔は太平洋戦争に出征し、20話目で戦死の知らせが届いた。ある芸能関係者は「主人公の安子が夫を戦争で亡くし単身でアメリカに渡るという設定は放送前から分かっていたことなんです。だから、稔が出征した後には帰ってこないということはファンも熟知しているのですが、実際に放送が終わるやいなや、『分かっていたけど涙が止まらない』『稔さんが実は生きているという展開にして』『稔さんが回想シーンだけはさみしすぎる』と“稔さんロス”現象が相次いだ」。

出演期間がたったの20話分でしかないにも関わらずこれだけのインパクトを与えた松村。あるテレビ局関係者は「今年、ファッション誌『ViVi』の名物企画『国宝級イケメンランキング』では1位に輝くほど注目されていますが、映画にしてもドラマにしても、ジャニーズファンの中では認知されていましたが、今ひとつ大ブレーク感がなかった。今回の朝ドラも開始直後はそうでもなかったのですが、安子と稔が結婚した第3、4週に入ってから視聴率がグングン上がったように、松村の世間的な認知度も大幅アップしている。出演期間は短くとも、大ブレークのきっかけにはなるといわれています」。

松村にとって転機となる作品かもしれない。

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