各店の一押し商品紹介 『菓子屋巡り』冊子を発行 高田菓子工業組合

 高田菓子工業組合(竹内勉組合長)はこのほど、同組合に加盟する菓子店の一押し商品を集めた冊子『菓子屋巡り』を発行した。

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で売り上げが落ち込む中、地元の菓子の魅力を再発見してもらいたいと、上越市の補助金を活用して冊子を作製。10月に6000部を発行した。

各店の一押し商品を掲載する冊子『菓子屋巡り』と竹内組合長

 冊子には33店の組合員のうち32店を掲載。和菓子や洋菓子、パンなど各店自慢の商品を、写真とキャッチコピーとともに紹介している。

 また表紙裏には「旬のお菓子カレンダー」として、観桜会や上越まつり、どんど焼き(さいの神)といった季節の行事と、その時期に食べられる菓子を紹介。菓子を通し、季節の移ろいを感じてほしいとの思いが込められている。

 竹内組合長(59、竹内泰祥堂代表取締役)は「高田は、おいしくて歴史のあるお菓子屋さんがたくさんある。冊子を見て、お目当ての菓子を買いに足を運んでほしい」と話した。

 冊子は掲載する各店舗や市役所で配布中。

© 株式会社上越タイムス社