新日本プロレス28日千葉・東金大会「ワールドタッグリーグ」公式戦で、内藤哲也(39)、SANADA(33)組がバッドラック・ファレ(39)、チェーズ・オーエンズ(31)組を下し、開幕5連勝を飾った。
ファレのパワーとオーエンズのテクニックの前に苦戦を強いられた。ファレにフライング・フォアアームを決めるなど躍動した内藤だったが、数的不利の状況からファレラリアートを浴びて、リング外に追いやられる。
だが、孤立したSANADAはオーエンズの猛攻にさらされながらも、パッケージドライバーをフランケンシュタイナーで切り返して回避。Cトリガー(ランニングニー)をかわすと、そのままオコーナーブリッジで丸め込み、技ありの3カウントを奪ってみせた。
唯一の無敗を守り単独首位を快走する内藤は「俺とSANADAが目指しているのは全勝優勝なんでね。全勝優勝に向けて、今のところいい感じなんじゃない?」と手応えをアピール。
次戦(30日、後楽園)ではユナイテッドエンパイアのグレート―O―カーン、アーロン・ヘナーレ組と激突する。「広報さん(オーカーン)は人の靴を舐めるのが好きなんでしょ? 舐めさせるのが好きなのかな? 広報さんに勝って、ぜひ靴を舐めていただきたいね。でも、俺は自分の靴を舐められるのが好きじゃないからな。レッドシューズ海野レフェリーの靴でも舐めていただこうか」と不敵に挑発していた。